【中華街 麻婆豆腐の楽しみ方】中華街のどちらのお店でも食べられる「麻婆豆腐」、中華料理の定番中の定番です。
ただ、一口に「麻婆豆腐」といっても、個性も特徴も実にいろいろ。
ほとんど辛くない家庭的なタイプから、痺れる辛さの本格的なものまで様々です。
今日ここでは、後者。
「本格的な辛いタイプの麻婆豆腐」の楽しみ方をご紹介したいと思います。
1.四川料理専門店の麻婆豆腐中華料理には、広東料理、上海料理、四川料理、北京料理、台湾料理など、
各地方ごとに様々な特徴を持った料理文化がありますが、
その中でも「辛い料理」を得意とする代表は、やはり四川料理です。
辛くて美味しい「麻婆豆腐」を食べるのであれば、
四川料理専門店のグランドメニューから目を背けることはできません。
ということで、まずは四川料理専門店の「麻婆豆腐」をいくつかご紹介します。
(写真はお店のHPなどから拝借しました)
■重慶飯店(本館、別館、新館、茶楼) 重慶飯店HP麻婆豆腐 : (小)1,400円 (中)2,100円
正宗麻婆豆腐(本館) : (小)¥1,200 (中)¥1,800.
■京華樓(本館、大通り店) 京華樓HP 本館ぐるなび 大通り店ぐるなび本場の四川麻婆豆腐 : 1,700円 ハーフ900円
■景徳鎮(本館、新館) 本店HP 新館HP四川マーボー豆腐(本場の辛さ)(本館) : 1,890円
四川マーボー豆腐(本場の辛さ)(新館) : 1,570円
■謝朋酒樓 謝朋酒樓HP本場成都陳マーボー豆腐 : 1,680円
■福満園(本店、新館、別館) 福満園HP四川マーボー豆腐 : 1,570円
海の幸入り陳マーボー豆腐(別館) : 1,890円

どれも美味しそうですよね♪
もちろん「味の好みは十人十色」ですので、どこが一番などとは申し上げられませんが、
どちらのお店の一品も本格的な「麻婆豆腐」であることは間違いありません。
もし可能であれば、複数のお店の「麻婆豆腐」を食べ比べてみられたら如何でしょう。
自分の好みに合ったお店も見つかると思いますし、
中華街の「麻婆豆腐」の奥深さを堪能できると思います。
2.平日ランチの麻婆豆腐以上ご紹介した四川料理専門店の「麻婆豆腐」は、
もちろん何処も「辛くて痺れて本格的」なのですが、難点もあります。
それは、基本的に2~3人前以上と量が多いこと、それと値段が高いこと。
小サイズで提供してくれる店もありますが、一人で簡単にという訳には行きません。
その点、平日ランチで提供される「麻婆豆腐」なら、値段も安く、量も一人前。
一人でも手軽に味わうことができます。
前述のお店では、以下のような平日ランチを提供してくれています。
平日のお昼に中華街で食べるチャンスがあれば、
まず、平日ランチバージョンで「麻婆豆腐」を試してみては如何でしょう。
■重慶飯店(本館、別館、新館、茶楼) 重慶飯店HP本館 「麻婆豆腐」 : 945円
別館 「本家のマーボー豆腐」 : 980円
新館 「麻婆豆腐ランチ」 : 1,050円
茶楼 「麻婆豆腐セット」 : 750円
■京華樓(本館、大通り店) 京華樓HP 本館ぐるなび 大通り店ぐるなび本館 「本場四川の麻婆豆腐」 : 700円
大通り店 「本場四川の麻婆豆腐」 : 700円
■景徳鎮(本館、新館) 本店HP 新館HP本館 「四川風麻婆豆腐掛け御飯」 : 1,050円
「マーボー豆腐(普通の辛さ)」 : 700円 ※
新館 「四川マーボー豆腐かけご飯」 : 1,000円
「マーボー豆腐(普通の辛さ)」 : 600円
■謝朋酒樓 謝朋酒樓HP「成都風陳マーボー豆腐」 : 750円
■福満園(本店、新館、別館) 福満園HP各店 「陳麻婆豆腐かけご飯(激辛)」 : 1,000円
「マーボードーフ(普通の辛さ)」 : 650円 ※
(※印のランチは週替わりですので、あったりなかったり)
3.変化球の麻婆豆腐「麻婆豆腐」といえば、「麻と辣」、「山椒と唐辛子」、「豆腐と挽肉」。
これが基本です。
しかしながら、中にはいろいろと独自のアレンジを加えて、
「変化球の麻婆豆腐」を楽しませてくれるお店もあります。
■福満園(本店、新館) 福満園HP「福満園」の本店と新館では(別館を除く)、
「陳麻婆シリーズ」と称して
スペアリブ、牛肉、海鮮などの具材を加えたオリジナルの「麻婆豆腐」を出しています。
通常の「麻婆豆腐」とは違った味わいが楽しめるだけでなく、
食べ終わった後に麺を追加注文すれば、
ソースも残さず味わえるというアピールも面白いですね。
■心龍 心龍HP「麻婆豆腐」と聞いて、唐辛子、辣油の赤い色を思い浮かべない人はまずいません。
一般人にとって、「麻婆豆腐」の色は無条件に赤。
ところが「心龍」へ来てみると、そうとばかりも言えなくなります。
それが「心龍」名物の「白麻婆豆腐」。
「へえ~、これが麻婆豆腐なの?」という味わいの一品です。
「白麻婆豆腐」 : 1,180円
■獅門酒楼 獅門酒楼HP ぐるなびこちらも、中華街屈指の変化球投手。(笑)
白子入り、牡蠣入り、ホタテ入りなど、海鮮系の変化球を投げ分けてくれます。
定番メニューではなく、季節メニューとして日々アレンジして提供されているようです。
「白子入り麻婆豆腐」 : 680円 (平日ランチ)
4.その他の店の麻婆豆腐もちろん、ここまでご紹介した「麻婆豆腐」は中華街全体のほんの一部。
決して他の店が不味いとか、ダメということではありません。
中華街には200軒以上の料理店があり、200種類以上の「麻婆豆腐」があります。
その200種類の「麻婆豆腐」ですが、大別すれば
あまり辛くせず食べやすさを売りにしている店と、
「本場、四川風、陳」などと冠を付けて辛さを強調している店に分かれます。
お店で辛さを確認して、もっと辛い方が良いなと思ったら遠慮せず、「辛くして!」
あるいは「辛く出来ますか?」と訊いてみましょう。
お店によって対応は様々ですが、無料でOKしてくれる店の方が多いと思います。
「麻婆豆腐」を辛くする時は、唐辛子、辣油、山椒などを増量するのが一般的。
中には、味付けのバランスが壊れてしまって「ただヒリヒリと辛いだけ」、
なんて失敗に終わる場合もありますが、それはまあご愛嬌。(笑)
予想以上に辛くて美味しい「麻婆豆腐」に出会える場合もあると思います。
臆せずトライしてみてください。
ただ、前述の四川料理専門店のように、
値段に差をつけて「普通」と「本場」など2種類の辛さを提供している店では、
「普通の辛さ」を無料で辛くしてもらうことは出来ませんので、
その場合は「本場の辛さ」の方を選んでください。
中華街200種類の「麻婆豆腐」。
とにかくいろいろなお店で食べてみて、自身の好みに合う「麻婆豆腐」が見つかれば、
それが一番だと思います。
【ご注意】
・上記情報は特定の店を推奨するものではありません。「味の好みは十人十色」です。
お店の選択は自己責任にてお願いします。
・記載の値段、メニュー等については経過とともに変更・改訂が予想されますので、
最新情報は直接お店に確認いただきますようお願いします。
・情報の誤り等あれば、ご指摘いただければ幸いです。
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